2023年11月30日木曜日

懐かしいCM:原哲男「オリバーソース」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

吉本新喜劇でおなじみの原哲男。何とオリバーの「アドバイザリースタッフ」就任。日夜研究に励む哲男さんに注目です。

原哲男

本名「柳原 哲也(やなぎはら てつや)」。「誰がカバやねん!」「死なん程度に殺したる」のギャグでおなじみ。本人にとって「誰がカバやねん!」は本心で、本当にカバ扱いされると怒ったという。

オリバーソース

兵庫県神戸市の本社があるオリバーソース株式会社の商品。元々はウスターソースを扱う会社。「とんかつソース」「お好み焼ソース」といった「濃厚ソース」事業を展開。

CM

懐かしいCM:原哲男「オリバーソース」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

女「おっちゃん、朝昼晩とよう食べるなぁ」


原「ほっといて、研究しとるんや

ゆうてスマンがワシはな、

オリバーのアドバイザリースタッフやで」


女「似合わんわ」


原「せやろ~」


オリバーソース!


「お好み焼はソースで決まる。」


アドバイザリースタッフ

原哲男氏が務める「アドバイザリースタッフ」とは何なのか? 本社サイトで調べたところわからなかった。たぶん、「社の会議で発言する権限を持つ人」が「アドバイザリースタッフ」なのだろう。外部の人間でもマジメな人ならその資格はありそう。

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2023年3月25日土曜日

『キン肉マンII世』1巻「ダメ息子&新しいエリートたち」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」あの『キン肉マン』が帰ってきた。第1巻に登場するキャラ(テリー・ザ・キッド、ケビンマスク、ボーン・キラーほか)を紹介します。

『キン肉マンII世』「第1巻 血を受け継ぐ男、万太郎:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の大王。54歳。かつては凄まじく強かったが・・・。

キン肉ビビンバ

キン肉マンの妻。性格がキツい。

キン肉真弓

先帝。キン肉マンの父。100歳。残念ながら妻を亡くしてしまった(前シリーズでは「ママ」と呼ばれていたキン肉マンの母が登場しないのが、寂しい)。

キン肉万太郎

キン肉星の王子。14歳。実にナマイキで世間知らず。

悪行超人

悪魔超人、残虐超人らの子孫。地球を荒らす。万太郎を「脅威」と見なし、ターゲットにする。

正義超人

かつてのスーパー超人ロビンマスク、テリーマン、ウォーズマン、ブロッケンジュニア、バッファローマン、ジェロニモら。さすがに年を取ってしまい悪行超人に惨敗。

ラーメンマン

悪行超人に惨敗。重傷を負ったが、万太郎に助けられた。

ボーン・キラー

悪行超人。万太郎を始末しようとする。

ハラボテ・マッスル

委員長。正義超人のまとめ役。前シリーズと変わらないキャラ設定。

新人

正義超人の若手たち。ジ・アダムス、サムゥ、アポロンマン、スペシャルマン・ジュニア、カナディアン・ボーイ。テリー・ザ・キッドは万太郎をライバル視。

アナコンダ

悪行超人。「ヘラクレス・ファクトリー」に潜り込み、万太郎を始末しようとする。必殺技は長い体を生かした「テイルチョップ」など。

キン骨マン

かつてキン肉マンを執拗に狙った男。今では70歳。年を取ってさらに「骨」感が増した。

ミート

キン肉マンの側近。再び「闘いの時代」が来ることを予想し、28年後に眠りから覚めた。万太郎をサポート。

ケビンマスク

ロビンマスクの息子。家出したらしく、親子には断絶がある。

2.コメント

「あれから28年後」を描いた新シリーズ。スッカリ変わってしまった前シリーズの人たち。一番情けないのがキン肉マン。じいさんみたいな体で、見る影もない。ハッキリ言ってあまり読みたくなかった新シリーズ(「万太郎の活躍」を見せるシリーズのため、「衰えたキン肉マンは闘いのシーンでは期待できない」という設定にしたのだと思われます。前シリーズでのキン肉大王(真弓)のポジションと同じ)。万太郎はピンチになると目覚めてかつてのキン肉マンそっくりの体に変身して強烈な技を使う。やはりツッコミどころが多い。格闘技の経験が全くない万太郎がいきなりキン肉バスター(キン肉ドライバーも)を使えるわけがない。また「キン肉マンの闘いのビデオは一つも残っていないため、キン肉マンが昔は強かったということを若手は知らない」という設定にもかなりムリがある。このシリーズもどうやら珍演出&闘いを見せる内容の様子。前シリーズのファンが楽しめるシーンとしては、キン肉マンとラーメンマンが再会(39ページ。笑いのシーン)。テリー親子の回想シーン(67ページ)。新シリーズは新正義超人と悪行超人の戦いがテーマ。悪行超人を倒すため「ヘラクレス・ファクトリー」で新人を鍛えることにした正義超人。そこは二千年の歴史があり、14歳になったら超人はそこで訓練を受けることになっているそうだ。「肉体の鍛錬」が中心(ワニと戦うシーンも。86ページ)。「ファクトリー」の「最終試験」は試合。テリー・ザ・キッドがバッファローマン、サムゥがラーメンマンと対戦。万太郎は親子対決。そこで潜在能力を発揮した万太郎。大いに調子に乗る(159ページ)。そういうところは父キン肉マンとソックリ。180ページには懐かしの「ブタ小屋」。悪行超人のアジトは「d・M・p(デーモン・メイキング・プラント)」。203ページにロビンマスクの息子ケビンが登場。仲間と共に人間のプロレス試合に乱入してレスラーに技を掛けるケビン。一体どういうつもりなのか?

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2023年3月24日金曜日

『キン肉マン』36巻「キン肉マン vs. スーパー・フェニックス 最終回」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」『キン肉マン』がついに最終回。第36巻に登場するキャラ(スーパー・フェニックス、ハラボテ・マッスルほか)を紹介します。

『キン肉マン』「第36巻 キン肉マンよ 永遠に:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の王子。「邪悪の神」の陰謀により「ニセ王子」の疑いをかけられてしまう。王位を懸けてキン肉マン・スーパー・フェニックスと対戦。

キン肉マン・スーパー・フェニックス

フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身した王位継承候補。幻の大技「マッスル・リベンジャー」の使い手で、王位争奪戦の優勝候補。キン肉マンとの最終戦では五人の「邪悪の神」が全員でフェニックスをバックアップ。

ビビンバ

ホルモン族。キン肉マンの婚約者。キン肉マンとスーパー・フェニックスの戦いを止めさせようと、スタジアムから飛び降りる。

ハラボテ・マッスル

王位争奪戦を仕切る男。敗退したオメガマンの遺体をリング上に置いたまま片づけるのを忘れるミステイク。笑ってゴマかそうとするが・・・。

2.コメント

キン肉マンの素顔が半分見えている表紙。テリーマンっぽい顔立ちだったキン肉マン。わざわざブタみたいなヘンなマスクを産まれたときから被らされてきたのは何の意味があったのか? 長かった「キン肉マン vs. スーパー・フェニックス」に決着がつく最終回。強いが、「恨み」が強いフェニックスという男。50、70、89、100ページでフェニックスの過去が語られる。112、113ページでは正義超人が勢揃い(スカイマン、キン骨マン、ビーンズマンが懐かしい)。119ページには「筋肉の滝」の話。試合の方はフェニックス優勢。強烈なニードロップを食ったキン肉マン。絶体絶命の状況でロビンマスクらが「邪悪大神殿」に封じ込められてしまったキン肉マンの「火事場のクソ力」を解放しようとする。その結末は?

3.超人紹介

巻末のオマケとして「キン肉マン人名事典」。個人的にはブロッケンマン(ラーメンマンに半分にされた後、ほぼ出番ナシの悲しい存在)が懐かしい。

第35巻 めざせ大阪城:注目ポイント・キャラ紹介」

『キン肉マンII世』

第1巻 血を受け継ぐ男、万太郎:注目ポイント・キャラ紹介」 

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2023年3月22日水曜日

『キン肉マン』35巻「死んだはずの師匠が復活」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」キン肉マン&ネプチューンマンの最強タッグ。スーパー・フェニックスチームに苦戦。第35巻に登場するキャラ(ビビンバほか)を紹介します。

『キン肉マン』「第35巻 めざせ大阪城:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の王子。「ニセ王子」の疑い。キン肉マン・スーパー・フェニックスチームと王位を懸けて変則タッグ戦「イリミネーション・ルーレット・マッチ」で対戦。「キン肉族 超人予言書」を使ったリスクのある勝負。タッグパートナーとなったネプチューンマンの行動に疑問を持ち、連携プレーを拒否。

ネプチューンマン

完璧超人。キン肉マンチームのメンバー。超人閻魔(超人墓場の番人)に雇われたオメガマンに追われている。

キン肉マン・スーパー・フェニックス

フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身した王位継承候補。幻の大技「マッスル・リベンジャー」の使い手で、王位争奪戦の優勝候補。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」を提案し、キン肉マンチームを消し去ろうとする。

オメガマン

完璧超人。地球から16000光年離れた「オメガ・ケンタウルス星団」出身。スーパー・フェニックスチームのメンバー。ネプチューンマンを捕らえる目的でメンバー入り。なかなかしぶとい奴で、会場およびその近辺のモノに変身してキン肉マン&ネプチューンマンの合体技を阻止。そして、カメハメに変身。

ビビンバ

ホルモン族。キン肉マンの婚約者。キン肉マンチームを応援するが、スーパー・フェニックスにも感心。

「邪悪の神」

キン肉マンが王位に就くのを阻止しようとする。世の中が「正義超人の天下」になると住みにくいからというのが理由。総力を結集し、スーパー・フェニックスをサポート。

2.コメント

このマンガも残すところあと2巻。この巻にあのカメハメが登場。死んだはずのカメハメ。オメガマンがカメハメに変身して復活。単に変身しただけではなく、カメハメ本人が憑依する形で変身。カメハメが「師匠」として弟子のキン肉マンに関節技を仕掛ける。どんな動きを見せるか? 実はカメハメには必殺技が100個あるそうだ。そのうちの48を習ったにすぎないキン肉マン。オメガ「カメハメ」にピンチ。この巻には他にも最終回に近づいているのを感じる演出が。ネプチューンマンの熱い思いに応えて大阪城へ向かう超人たち。そこにはテリーマンやウォーズマンに加え、タイルマン、オイルマン、カレクック、カニベースといった懐かしキャラも。王位争奪戦の最終戦「イリミネーション・ルーレット・マッチ」。最後はやっぱりキン肉マンとフェニックス。ビビンバをめぐって争う。怒りのパワーでキン肉マンがオメガマンに強烈な攻撃。重傷のビビンバにキン肉マンが「フェイス・フラッシュ」を使ったところでこの巻は終了。次巻でいよいよ終了。どんな結末になるか?

3.超人紹介

87、88、89ページに読者からの新超人。「ザ・犀暴愚」は青森県の中村さんのアイデア。もうすぐ最終回。これらの超人に出番はあるのか?

第34巻 サムライ見参!:注目ポイント・キャラ紹介」

第36巻 キン肉マンよ 永遠に:注目ポイント・キャラ紹介」
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2023年3月19日日曜日

『キン肉マン』34巻「マンモス、サムライ、キン肉族・超人予言書」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」王位争奪戦に挑むキン肉マン。チームに助っ人が加入。第34巻に登場するキャラ(ザ・サムライ、オメガマンほか)を紹介します。

『キン肉マン』「第34巻 サムライ見参!:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の王子。「ニセ王子」の疑い。キン肉マン・スーパー・フェニックスチームと王位を懸けて変則タッグ戦「イリミネーション・ルーレット・マッチ」で対戦。「キン肉族 超人予言書」を使ったリスクのある勝負。フェニックスにドラゴンスープレックスを仕掛ける。

キン肉マン・スーパー・フェニックス

フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身した王位継承候補。幻の大技「マッスル・リベンジャー」の使い手で、王位争奪戦の優勝候補。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」を提案し、キン肉マンチームを消し去ろうとする。

ロビンマスク

英国の超人。キン肉マンチームのメンバー。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」でピンチ。

ザ・サムライ

正体不明だが、かつて爆死したネプチューンマンに体格が似ている。キン肉マンチームに加勢しようとする。必殺技は「居合い斬りボンバー」

マンモスマン

キン肉マン・スーパー・フェニックスチームのメンバー。卑劣な奴だが、「ビッグ・タスク」「ゴールト・キャンバス」といった必殺技の持ち主。「ビッグ・タスク・ドリル」でロビンマスクの「運命の糸」を切ろうとする。

オメガマン

完璧超人。地球から16000光年離れた「オメガ・ケンタウルス星団」出身。スーパー・フェニックスチームのメンバー。スーパー・フェニックスを王位に就かせる以外にもチームに入った目的がある。それは死んだはずのネプチューンマンを捕らえ、超人閻魔(超人墓場の番人)のところへ連行すること。カネが目当てだ。

2.コメント

前巻から引き続き「キン肉マンチーム vs. スーパー・フェニックスチーム」。しかしながら、やっぱりセコいスーパー・フェニックスチーム。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」の糸に妙な仕掛け。リングにも仕掛け(157ページ)。この巻ではロビンマスクが目立つ。52ページでは、ガラスをおにぎりみたいに握って風鈴を作るシーン、91ページにはロビンの父が登場し「マンモスが絶滅した理由」を説明してくれます(回想シーン)。68ページにはマンモスマンの「ビッグ・タスク」の秘密。ツッコミどころも。相変わらずよくわからない理屈の「キン肉族 超人予言書」。これが燃えてしまうとそのページに書かれている超人がこの世から消滅し、さらに「最初から存在しなかったことになり、人々の記憶からも消滅してしまう」という。しかし、キン肉アタルのページは燃えてしまったが、アタルのことをみんなが覚えている。どうやら「予言書」が燃えた場合は、生きている者の肉体が消えるだけらしい。試合の方は「変身能力」を持つオメガマンが戦いを優勢に運ぶ展開。最後はサムライがピンチになり、あの超人が現れたところでこの巻は終了。最強の四人によるタッグ戦。次巻に期待。

第33巻 謎の超人ハンター:注目ポイント・キャラ紹介」

第35巻 めざせ大阪城:注目ポイント・キャラ紹介」 
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『キン肉マン』33巻「ニセ王子の心臓」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」キン肉マンが王位争奪戦に参戦。第33巻に登場するキャラ(超人閻魔、サムライ、ビビンバ、オメガマンほか)を紹介します。

『キン肉マン』「第33巻 謎の超人ハンター:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

ラーメンマン

中国の超人。キン肉マンチーム。盟友ブロッケン・ジュニア、アシュラマンの仇を討つため、プリズマンと対決。強烈な蹴りを決めるが劣勢。

プリズマン

スーパー・フェニックスチームのメンバー。全身がガラスでできている超人。「カピラリア七光線」(超人に有害な光線)を利用する技「レインボー・シャワー」を得意とする。ラーメンマン戦で優勢に。得意になって「キョーキョキョキョ」とヘンな笑い声。

オメガマン

完璧超人。地球から16000光年離れた「オメガ・ケンタウルス星団」出身。スーパー・フェニックスチームのメンバー。スーパー・フェニックスを王位に就かせる以外にもチームに入った目的があるらしい。

ビビンバ

ホルモン族。キン肉マンの婚約者。久しぶりに登場し、キン肉大王夫妻をサポート。髪型、ショッキングなシーンにも注目。

ジェロニモ

アメリカの超人。ハワイ王者でもある。キン肉マンチームとしてオメガマンと「石垣リング」で対戦。オメガマンの巨大な手を利用した「オメガ・カタストロフ・ドロップ」でピンチ。

超人閻魔(えんま)

超人墓場の番人。死んだはずのネプチューンマンが墓場に現れないことに立腹。

サムライ

謎の超人。ジェロニモを助けようとするが・・・。

ミート

キン肉マンの側近。王位継承候補者たちのレントゲン写真を入手するため、キン肉星へ。

キン肉マン

キン肉星の王子。「ニセ王子」の疑い。キン肉マン・スーパー・フェニックスチームと王位を懸けて変則タッグ戦「イリミネーション・ルーレット・マッチ」で対戦。「キン肉族 超人予言書」を使ったリスクのある勝負。

キン肉マン・スーパー・フェニックス

フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身した王位継承候補。幻の大技「マッスル・リベンジャー」の使い手で、王位争奪戦の優勝候補。何かと邪悪な男で、試合のルールを自分に都合のいいように決めたり、妙な仕掛けをしたりする。人格的に「王位に就く資格無し」といったキャラ。

ロビンマスク

英国の超人。キン肉マンチームのメンバー。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」でピンチ。

2.コメント

キン肉マンチームとフェニックスチームの激闘が続く。プリズマン有利な試合場でラーメンマンがピンチ。続くオメガマンとジェロニモの試合もオメガマンが有利な試合場。ホントにセコいフェニックスチーム。いつも自分に有利な状況を勝手に設定して勝とうとする。スーパー・フェニックスとかいう奴は悪知恵がよく働く(34ページほか)。「キン肉族 超人予言書」によると「ニセ王子」の心臓には欠陥があるそうだ(共に血を吐くキン肉マンとスーパー・フェニックス)。ジェロニモの隠し技は「タムタムの木」(異常に成長が早い)。148ページではショックを受けて取り乱すキン肉マン。この巻のツッコミどころは「イリミネーション・ルーレット・マッチ」。ヒモでぶら下げられた「キン肉族 超人予言書」が燃えるとそれに書かれている超人が姿を消す、という。普通に実力で決着をつければいいのにスーパー・フェニックスがまたしても勝手な提案。しかもそれが通ってしまう理不尽さ。しかし、そんな試合条件だと実力に関係なく消滅させられることもあるため、スーパー・フェニックスにとっても不利なのでは? さらに「最後に残った者」が所属するチームが勝利する、というルール。もしオメガマンが最後に残ったらフェニックスチームの勝利にはなるけどフェニックスは消えてしまっているのだから王位に就けないではないか。この巻はロビンマスクがピンチになったところで終了。次巻も悲惨なことが次々に起こりそうな雰囲気。「イリミネーション・ルーレット・マッチ」に関する疑問の答えは次巻で明らかに(なるかもしれない)。

3.超人紹介

27ページに新超人の紹介。ジ・オメガマンは読者二人の合作、サムライは東京都の野宮さんのアイデア。

第32巻 血の伝説:注目ポイント・キャラ紹介」

第34巻 サムライ見参!:注目ポイント・キャラ紹介」 
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2023年3月12日日曜日

『キン肉マン』32巻「死の光線を発射するガラス超人」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」王位争奪戦に挑むキン肉マン。「邪悪の神」のセコい手段に苦戦。第32巻に登場するキャラ(ラーメンマンほか)を紹介します。

『キン肉マン』「第32巻 血の伝説:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の王子。「ニセ王子」の疑いをかけられ、王位争奪戦に出場。キン肉マン・スーパー・フェニックスチームのサタンクロスと対戦。必殺技「マッスル・スパーク」を使いたいが「火事場のクソ力」を奪われているため、うまくいかない。

サタンクロス

二つの顔を持つ超人。アシュラマンの先生でもある。「魔方陣リング」なる特殊なリングを設置し、キン肉マンと勝負。「ミラクル・シーツ」といった道具も使用。何かとややこしい仕掛けを使いたがる奴。

アシュラマン

キン肉マンを命懸けでフォロー。

ラーメンマン

中国の超人。キン肉マンチーム。盟友ブロッケン・ジュニア、アシュラマンの仇を討つため、「打倒プリズマン」を誓う。「烈火太陽脚」「回転龍尾脚」「百戦百勝脚」を決めるが・・・。

プリズマン

スーパー・フェニックスチームのメンバー。全身がガラスでできている超人。「カピラリア七光線」(超人に有害な光線)を利用する技「レインボー・シャワー」を得意とする。「ジャングル・ビッグ・ジム」なる決闘場(下には釘板が敷いてある)でラーメンマンを始末しようとする。

2.コメント

「キン肉マン vs. サタンクロス」「ラーメンマン vs. プリズマン」がメインの巻。「ディフェンド・スーツ」なるプロテクターを装着しての戦いとなったキン肉マン。「マッスル・スパーク」炸裂なるか? サタンクロスの血を浴びたキン肉マン。次の試合会場である大阪城に向かう途中で苦難。「邪悪の神」が様々な仕掛け(迷路、「血縄縛りの門」)。その模様をパソコンゲームみたいな感じで「ピコピコ」楽しむスーパー・フェニックス(コイツもようわからん奴。普通にキン肉マンと戦えばいいのにセコい手を使ってキン肉マンを苦しめて喜ぶ。「王の資格」ナシ)。シリアスなシーンが続く中、89ページにギャグなシーン(被害者ロビンマスク)。そしてラーメンマンの試合。プリズマンが作った「ジャングル・ビッグ・ジム」での対決。何ともセコいスーパー・フェニックス軍。なぜコイツらばかり自分らに有利な場を作ることが許されるのか?  勝手にルールを作って余裕をかます姿が実にウザいスーパー・フェニックス。しかしながら、相手の土俵で勝てばそれだけキン肉マンチームの方が上、ということになるからそれでも良いか、という気もする。この巻はラーメンマンがプリズマンに蹴りを食らわしたところで終了。次巻で決着か?

第31巻 悪魔の棲むリング:注目ポイント・キャラ紹介」

第33巻 謎の超人ハンター:注目ポイント・キャラ紹介」 
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