2023年3月25日土曜日

『キン肉マンII世』1巻「ダメ息子&新しいエリートたち」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

「漫記録:懐かしマンガのブログ」あの『キン肉マン』が帰ってきた。第1巻に登場するキャラ(テリー・ザ・キッド、ケビンマスク、ボーン・キラーほか)を紹介します。

『キン肉マンII世』「第1巻 血を受け継ぐ男、万太郎:注目ポイント・キャラ紹介」「漫記録:懐かしマンガのブログ」

1.キャラ

キン肉マン

キン肉星の大王。54歳。かつては凄まじく強かったが・・・。

キン肉ビビンバ

キン肉マンの妻。性格がキツい。

キン肉真弓

先帝。キン肉マンの父。100歳。残念ながら妻を亡くしてしまった(前シリーズでは「ママ」と呼ばれていたキン肉マンの母が登場しないのが、寂しい)。

キン肉万太郎

キン肉星の王子。14歳。実にナマイキで世間知らず。

悪行超人

悪魔超人、残虐超人らの子孫。地球を荒らす。万太郎を「脅威」と見なし、ターゲットにする。

正義超人

かつてのスーパー超人ロビンマスク、テリーマン、ウォーズマン、ブロッケンジュニア、バッファローマン、ジェロニモら。さすがに年を取ってしまい悪行超人に惨敗。

ラーメンマン

悪行超人に惨敗。重傷を負ったが、万太郎に助けられた。

ボーン・キラー

悪行超人。万太郎を始末しようとする。

ハラボテ・マッスル

委員長。正義超人のまとめ役。前シリーズと変わらないキャラ設定。

新人

正義超人の若手たち。ジ・アダムス、サムゥ、アポロンマン、スペシャルマン・ジュニア、カナディアン・ボーイ。テリー・ザ・キッドは万太郎をライバル視。

アナコンダ

悪行超人。「ヘラクレス・ファクトリー」に潜り込み、万太郎を始末しようとする。必殺技は長い体を生かした「テイルチョップ」など。

キン骨マン

かつてキン肉マンを執拗に狙った男。今では70歳。年を取ってさらに「骨」感が増した。

ミート

キン肉マンの側近。再び「闘いの時代」が来ることを予想し、28年後に眠りから覚めた。万太郎をサポート。

ケビンマスク

ロビンマスクの息子。家出したらしく、親子には断絶がある。

2.コメント

「あれから28年後」を描いた新シリーズ。スッカリ変わってしまった前シリーズの人たち。一番情けないのがキン肉マン。じいさんみたいな体で、見る影もない。ハッキリ言ってあまり読みたくなかった新シリーズ(「万太郎の活躍」を見せるシリーズのため、「衰えたキン肉マンは闘いのシーンでは期待できない」という設定にしたのだと思われます。前シリーズでのキン肉大王(真弓)のポジションと同じ)。万太郎はピンチになると目覚めてかつてのキン肉マンそっくりの体に変身して強烈な技を使う。やはりツッコミどころが多い。格闘技の経験が全くない万太郎がいきなりキン肉バスター(キン肉ドライバーも)を使えるわけがない。また「キン肉マンの闘いのビデオは一つも残っていないため、キン肉マンが昔は強かったということを若手は知らない」という設定にもかなりムリがある。このシリーズもどうやら珍演出&闘いを見せる内容の様子。前シリーズのファンが楽しめるシーンとしては、キン肉マンとラーメンマンが再会(39ページ。笑いのシーン)。テリー親子の回想シーン(67ページ)。新シリーズは新正義超人と悪行超人の戦いがテーマ。悪行超人を倒すため「ヘラクレス・ファクトリー」で新人を鍛えることにした正義超人。そこは二千年の歴史があり、14歳になったら超人はそこで訓練を受けることになっているそうだ。「肉体の鍛錬」が中心(ワニと戦うシーンも。86ページ)。「ファクトリー」の「最終試験」は試合。テリー・ザ・キッドがバッファローマン、サムゥがラーメンマンと対戦。万太郎は親子対決。そこで潜在能力を発揮した万太郎。大いに調子に乗る(159ページ)。そういうところは父キン肉マンとソックリ。180ページには懐かしの「ブタ小屋」。悪行超人のアジトは「d・M・p(デーモン・メイキング・プラント)」。203ページにロビンマスクの息子ケビンが登場。仲間と共に人間のプロレス試合に乱入してレスラーに技を掛けるケビン。一体どういうつもりなのか?

--------------

Amazon公式サイトへのリンクです

0 件のコメント:

コメントを投稿