リイド社『ゴルゴ13』132巻「特権は諸刃の剣」「新法王の条件」「少女サラ」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「特権は諸刃の剣」
ストーリー:DEA(アメリカ麻薬取締局)が特権を悪用して暗躍。
依頼人・ターゲット
今回は過去の後始末
セリフ
それで・・・その二人のマフィア幹部の名前は・・・?
(感想)
アメリカの闇を描いたエピソード。アリゾナ州ゴールデンバレーは武装したサバイバリストが大勢いる場所であるだけでなく、違法薬物の製造所。キングマンシティは「流通の町」でゴールデンバレーの薬物を運ぶ拠点。流通を仕切るのはマフィアとDEA(麻薬取締局)の汚職職員。薬物犯罪者アンディーを殺害したDEAの二人組。アンディーの恋人マリアがゴルゴを雇おうとしているのを知ってDEA局長ハミルトンと二人組は慌てる。どんな結果に? 見所は、DEAの手口(盗聴、押収した薬物の行方)、ハミルトン(ゴルゴに依頼した過去。ヤバイことになり、ゴルゴを捕らえようとする)、二人のCIAエージェント、地下に隠れるハミルトン、ピザの配達。ゴルゴにウソをつく依頼人は後を絶たない。「殺人の依頼者」が正直者であるはずがないということか?
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「新法王の条件」
ストーリー:新ローマ法王候補を快く思わない者が暗殺者を雇う。
依頼人
マリオ・ヴィリャーノ枢機卿
ターゲット
ユーリー・ゴルスキー(元・ソ連KGBの狙撃手)
セリフ
もう一つ、やってもらいたい事がある・・・
(感想)
ゴルゴが強敵と戦うエピソード。1981年、ローマ法王暗殺未遂事件(背後関係が不明の事件だった)。そして今、新ローマ法王候補エヴァンス枢機卿が狙われているというウワサ。「陰の法王」と呼ばれるバチカンの実力者ヴィリャーノがそれを阻止すべく、ゴルゴに依頼。大型遠距離銃を使うゴルスキーをどうやって倒すのか? 見所は、バチカンの調査能力(世界中から寄せられる情報。警察も頼りにするほど)、中国人の張(「新法王誕生」が自国の革命につながることを阻止したい様子。ゴルスキーをスカウト)、ゴルスキーの強力な銃、ヴィリャーノとゴルゴの会話、ゴルスキーとゴルゴの過去、現場チェック、アフリカでの演説会、対決。ゴルスキーを仕留めるため「奇策」を講じたゴルゴ。その手段に注目されたい。
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「少女サラ」
ストーリー:パリのコンビがスリを行ったことで追われるハメに。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
・死にたくなかったら、ここでじっとしていろ!
・お前はもう用済みだ・・・消えろ!
(感想)
ある家出少女を描いたエピソード。パトリック&サラのコンビ。地下鉄でサイフをスリ盗ったが、被害者(生化学者)が殺される。殺人犯は何かを捜してコンビを追うが、それは一体? 見所は、殺人犯(ナイフ男)をマークするゴルゴ、パトリックを脅すナイフ男、サラを助けるゴルゴ、エディス(ある地域の独立運動家)、安ホテルに現れたカルナック(ゴルゴのターゲット)、生化学者と取り引きしようとしたカルナックの目的、ゴルゴの仕事。誰でも殺すゴルゴが今回は少女を保護。それは優しさからなのか、単に仕事に利用するためだったのか? ゴルゴにしては珍しいセリフが多かったエピソード。
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