リイド社『ゴルゴ13』131巻「シャーロッキアン」「神の滴」「両洋の狭間に」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「シャーロッキアン」
ストーリー:ゴルゴが十五年前に引き受けた仕事の後始末。
依頼人・ターゲット
複数
セリフ
覚えておく必要のない過去は、早く忘れることだ・・・
(感想)
ゴルゴが三角関係の後始末をするエピソード。保守党のフレッド・バーンウェルは黒い奴。ライバルである労働党・下院議員リック・スミスの始末をゴルゴに依頼。十五年前にもゴルゴを雇ったことがあるバーンウェル。しかし、そのときのターゲットは記憶喪失状態で生きていた。そして・・・。見所は、ペーター・シュトラウス(観光社の支社長)、十五年前の出来事(シャーロック・ホームズのファンが集う会でのバーンウェルとディック・ターナーの出会い、美女スーザン&コナン・ドイルの原稿をめぐる争い)、観光社のパーティでの出来事、ローレンス卿(ゴルゴへの連絡方法を知っている)、スーザンとゴルゴの会話、後始末。ゴルゴはやはり非情な殺し屋。依頼人が次のターゲットになることもある(依頼の筋が通っていれば誰でも殺す、ということ)。また、現金以外の形で報酬を受け取る場合もあり、ラストでそれを現金化するシーンが描かれている。
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「神の滴」
ストーリー:フランスの「ワイン格付け」を守りたい連中が弱小シャトーのオーナーに恥をかかせようとする。
依頼人
ジャン・エミール(弱小シャトーのオーナー)
ターゲット
?
セリフ
話はついている
(感想)
フランス・ボルドーワインを描いたエピソード。エミールは小規模ながら高品質のボルドーワインを製造。しかし、伝統ある「ワイン格付け」を守ろうとするアルノー(ワインの権威)とデュカス(ボルドーワイン界の大物)は「格下」のエミールが台頭することに嫌悪。流出したニセ・ワインを使ってエミールを陥れようとするが、その結果は? 見所は、フランス・ワインの知識(生産に手間がかかる、格付けがある、など)、フカマチ(日本の洋酒メーカーの社員。エミールと共同経営)、「シャトー・ラ・ミッション」(幻の78年もの)、ピエール(フランス社交界の重鎮)、「東洋の黄色い猿」(またしてもフランス人の日本蔑視発言)、試飲会での狙撃。とびっきり嫌な奴でマヌケなアルノー&デュカスに注目です。
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「両洋の狭間に」
ストーリー:パナマ運河をめぐって台湾と中国が軋轢。
依頼人
台湾
ターゲット
台湾に潜り込んでいる中国の工作員
セリフ
俺は、依頼人が俺に隠し事をするのを、好まない・・・
(感想)
中台を描いたエピソード。パナマ運河がアメリカからパナマに返還されることに。その記念行事にパナマが台湾を招聘したことで中国から圧力。そんなパナマで「台湾総統暗殺計画」のウワサ。その真相は? 見所は、日本の記者(ウワサを調査)、ゴルゴと依頼人のコンタクト、要人参加パーティーが行われる船(警戒厳重)、ゴルゴの狙撃(ターゲット&依頼人の正体)。どこに行っても争う中台。パナマとしては運河で儲けられるのなら、どの国・会社の船でもOKなのでは?
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