リイド社『ゴルゴ13』121巻「贋作工房」「13階段の狙撃」「オーバー・ザ・スカイ」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「贋作工房」
ストーリー:聖遺物の贋作でローマ教会、美術界、ゴルゴを陥れようとするグループが暗躍。
依頼人
自身
ターゲット
贋作グループ
セリフ
これは、俺の仕事に対するケジメの範疇に入るものだ・・・
(感想)
美術界の闇を描いたエピソード。かつてフランス領ベイザー島(荒れた孤島)で贋作作りの黒幕ドクター・ネッセルを制裁したゴルゴ。その弟子であるロゼッタ&マルローのカップルがローマ教会のリザローア司祭と組んで邪悪な企み。ゴルゴへの復讐に自信を持つロゼッタだが、その結果は? 見所は、贋作のレベルの高さ(科学的には「本物」のモノも)、ロゼッタ&マルロー(邪悪)、ローマ教会(聖遺物の贋作が悪用されることを懸念)、リザローア司祭(身の程知らずの野望)、英国政府(動揺。大英博物館に贋作が混じっているおそれ)、ロゼッタの自信(バチカンと美術界にダメージを与え、ゴルゴを迎え撃つ)、大英博物館(ロンドン。贋作ばかりを集めた展示会)、ゴルゴの狙撃。それにしてもバカなロゼッタ。「単なる贋作屋」がゴルゴにケンカを売るとは。
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「13階段の狙撃」
ストーリー:南米のある国で国防大臣が大統領と秘密警察長官が仕掛けたワナに落ちる。
依頼人
アロンソ・マティアス少佐
ターゲット
?
セリフ
その依頼は俺には受けるわけにはいかない・・・
(感想)
腐敗した南米を描いたエピソード。圧制の歴史を持つ南米のある国。アメリア大統領夫人が銃で撃たれて死亡。その銃はマティアス国防大臣のもの。かつてロドリゴ大統領、マティアス、アメリアは協力関係にあったが、今ではロドリゴは腐敗。秘密警察長官エステバンと組んで邪魔なマティアスを陥れる計画。どんな結果に? 見所は、ロドリゴ大統領(悪党ヅラ)、クーデター計画(国防大臣の息子アロンソが主導)、グレネードランチャー、処刑場、ゴルゴの狙撃、卑怯者の末路。
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「オーバー・ザ・スカイ」
ストーリー:世界のメディア王が日本のTV局を支配しようとする。
依頼人
野本代議士(郵政族)
ターゲット
?
セリフ
無し
(感想)
メディアの巨大化を描いたエピソード。日本進出を狙う「メディア王」エルビス・ワールドロップ。まずは日本のTV局「東洋テレビ」の株を入手し、最終的には傘下の衛星放送でコンテンツを独占して日本の地上波テレビを追い込む作戦。それを快く思わない者がゴルゴに狙撃を依頼。そのターゲットとは? 見所は、メディア買収に関するルール(外資規制、電波法 放送法)、政治家(郵政族の野本)とメディアの関係、ワールドロップの娘リンダ(父のやり方に反発)、郵政省の前橋(リンダと交際)、ゴルゴと野本のやりとり、ゴルゴの狙撃。ワールドロップは相撲などの人気番組を独占して有料放送で荒稼ぎしたいらしい。しかし、メディア間の競争が激しくなれば放映権料もバカ上がりになって採算が合わなくなっていくのでは?
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