リイド社『ゴルゴ13』97巻「覚醒・クーデターの謎」「最後の顧客」「静かなる記念日」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「覚醒・クーデターの謎」
ストーリー:ソ連大佐がクーデターを計画するが、その前に政府のスパイを一掃しようとする。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
その時がくれば使う・・・
(感想)
ソ連末期を描いたエピソード。軍・KGB改革を行いたいソ連のゴルバチョフ。しかし、ウクライナ勤務のソルコフ大佐など改革に反対する者がおり、不穏な雰囲気。ウクライナ勤務になったニコライ。ウクライナ研究会のナーシャと再会。その会でニコライは祖父の過去を知り、ソルコフに追われる。ゴルゴはニコライを援護する形になったが、何の目的でウクライナに? 見所は、ウクライナ独立を目指した人たちの話(スターリンに対抗したウクライナ国軍、師団。ニコライの祖父も関係)、ユージン軍曹(ソルコフの部下。ナイフで襲われる)、ソ連軍に追われるニコライ&ナーシャ、ゴルゴの援護、戦車でニコライを始末しようとするソルコフ。
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「最後の顧客」
ストーリー:「ワケあり」のカネを預かるスイスの個人銀行にゴルゴの預金が・・・。
依頼人・ターゲット
今回は狙われる立場
セリフ
なんのまねだ・・・これは・・・?
(感想)
ゴルゴの用意周到さを描いたエピソード。スイスのハイツが運営する個人銀行には不正蓄財されたブラックマネーがうなっている。シュリット財閥の会長が登山中に落下し、新会長ハインリッヒがワケありのカネ全てをハイツの個人銀行に預けることにしたが、ハイツはそのカネについて調査。その過程でハイツは過去を思い出す。その過去とは? 見所は、スイスの裏の顔(ブラックマネー)、個人銀行(秘匿性が高い)、ゴルゴの預金(金塊)、ハイツの秘密(子供の頃の出来事。古いコイン)、金庫室でのハイツとゴルゴ。
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「静かなる記念日」
ストーリー:クロアチアのある村でゴルゴが仕事。
依頼人
クロアチア人
ターゲット
セルビア軍
セリフ
用件を聞こう・・・
(感想)
分裂するユーゴスラビアを描いたシリアスなエピソード。あるイギリス人がクロアチアの排他的な村を訪ねる。そこはセルビア人を嫌う村で、宿を経営するマコビッチ夫人が過去を語る。かつてセルビア軍が村で蛮行。村人がゴルゴに仕事を依頼したという。その結果は? 見所は、ユーゴスラビア情勢(構成する地域が独立を主張。勢力争いで多くの惨劇)、セルビア軍の短気な上官(ゴルゴを恐れ、部下を「役立たず」呼ばわり)、吊り橋での出来事(夫人の息子とゴルゴの会話)、依頼の結果、イギリス人の正体&村を訪ねた目的。
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