リイド社『ゴルゴ13』116巻「“E”工作」「神の手」「13人目の陪審員」「遠い隣人」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「“E”工作」
ストーリー:戦時中、アメリカの原爆情報を日本に送り続けた諜報員がいた。
依頼人
フランク・シンプソン(CIA)
ターゲット
?
セリフ
捨てガネになってもいいのだな・・・?
(感想)
戦時中の日本を描いたエピソード。1945年、チリで捕まったタダシ・ヘンダーソン(日米のハーフ。米軍に潜入)。そして1995年。スペイン・マヨルカ島に住む漁師のミゲル・オストスを日本の新聞記者が訪ね、「日本の原爆開発」について取材。その話を聞いてオストスは日本へ。その目的は? 見所は、オストスとタダシの過去、CIAのゴルゴへの依頼、アメリカの原爆情報(E情報)を無視した黒幕、意外な真実、ゴルゴの狙撃、依頼人との会話。このエピソードによるとアメリカが日本に原爆を落としたのは「猿で人体実験するため」だったそうだ(酷い)。『ゴルゴ13』シリーズでは欧米人が日本人を「モンキー」呼ばわりするシーンが多い。それって本音なのかね?
--------------
「神の手」
ストーリー:ヤブ医者をゴルゴが制裁。
依頼人
被害者
ターゲット
ポール・アンガス
セリフ
世話になった・・・
(感想)
ゴルゴが難しい狙撃をするエピソード。「神の手」を持つ男アンガスはウルグアイに住むインチキな医者。普段は警戒厳重な診療所にこもっているが、豪邸でパーティを開くという。そこに潜入したゴルゴ。どんな仕事になるか? 見所は、謎の男ロペス、射撃練習、アンガス主催のパーティ、ゴルゴの秘策。もっと簡単にアンガスを始末する方法はあったと思いますが、このエピソードは「ある新兵器」をゴルゴが使うシーンを描いたもの。豪快な仕事ぶりに注目されたい。
--------------
「13人目の陪審員」
ストーリー:アメリカ南部で資産家の白人が黒人殺害容疑で裁判にかけられたが・・・。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
俺は別に怪物じゃない・・・
(感想)
人種差別を描いたエピソード。南部の清涼飲料会社キングリッチの御曹司レイモンド。黒人の女秘書を殺害した疑い。「スコーピオン」と呼ばれる「裁判のプロ」ファーガソンに弁護され、キングリッチ親子は無罪を勝ち取る計画。どんな結果に? 見所は、南部の差別意識、キングリッチの邪悪さ&ファーガソンの野望、黒人の怒り、フランク・トウゴウ(日系三世。警官への暴行で裁判)、留置所での出来事(レイモンド、ゴルゴ、大男。「魚臭えイエロー」発言、ほか)、ゴルゴの裁判、レイモンドの裁判、依頼人との会話、狙撃。それにしても気の毒な女秘書。優秀でも黒人はアッサリ殺されるアメリカ南部。読んでいて憂鬱になるエピソードだった。
--------------
「遠い隣人」
ストーリー:マイクロチップ会社勤務の技術者が脅迫され・・・。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
無し
(感想)
ゴルゴが少しだけ登場するエピソード。マイクロチップ会社勤務の有沢。「有沢の父の過去」をネタに有沢を脅迫して技術情報を奪おうとする須山春雄。家族と会社を守ろうとする有沢が須山をナイフで切り付けようとするが、その結果は? 見所は、有沢の父の話、卑劣な須山、ゴルゴの仕事。ゴルゴにとっては「仕事」に過ぎないのですが、卑劣な奴が撃たれるのは読んでいて爽快感があります。
--------------
Amazonショッピングサイトのリンクです。

0 件のコメント:
コメントを投稿