リイド社『ゴルゴ13』107巻「力は我々にあり」「守宮の盗聴」「円卓の騎士団」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「力は我々にあり」
ストーリー:南アフリカに誕生した黒人政権を妨害しようとする者が・・・。
依頼人
ネルソン・マンデラ
ターゲット
アフリカーナー国民戦線&黒幕
セリフ
お前たちの最高の長は誰だ・・・
(感想)
実在の人物とフィクションが混じったエピソード。1994年、南アフリカで白人主導体制が終焉。長い投獄生活だったマンデラが大統領に。しかし、「黒人政権樹立」によって国を出ていく白人も。「白人脱出」は「頭脳流出」でもあると考えるマンデラは白人と共存していく意向。しかし、開拓民ボーア人(オランダ系)の子孫で構成される白人団体「アフリカーナー国民戦線」は「打倒、黒人政権」を主張しており、許されない存在。ゴルゴにその除去を依頼するが、どんな結果に? 見所は、空港で止められるゴルゴ(「タカシ・トウゴウ」の偽名、銃の持ち込み、ムチ打ち&尋問)、ニコラス(アフリカーナー国民戦線のリーダー。「黄色い猿」などと発言)、情報屋マイヤー(ゴルゴにうるさく質問)、黒人団体「ズールー解放戦線」とゴルゴ、アフリカーナーの追跡&襲撃、アフリカーナーの背後にいる黒幕、15年前のロベン島監獄での出来事、ヘリを狙撃、黒幕の最期。
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「守宮の盗聴」
ストーリー:盗聴屋に狙撃を聞かれたゴルゴがその証拠を消そうとする。
依頼人
ジェイミー・ペイジ(製薬会社社長)
ターゲット
ヘンダーソン(企業乗っ取り屋)
セリフ
依頼人との接触の時と場所は・・・
(感想)
いかがわしい商売を描いたエピソード(「守宮」とは生き物の「やもり」のこと。「盗聴する姿」をやもりに例えている)。元FBIのボイス。今では盗聴屋。製薬会社の企業秘密、上流階級のスキャンダルで大金を獲得。ゴルゴに興味を持ち、狙撃を盗聴しようとするが、その結果は? 見所は、盗聴の実態について(携帯電話は盗聴されている、とのこと)、ゴルゴの狙撃&盗聴、逆に追われるボイス。
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「円卓の騎士団」
ストーリー:英国の資産家グループが政府への不満をつのらせて・・・。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
俺に・・・かまうな・・・
(感想)
低迷する英国を描いたエピソード(政治、経済格差、土地問題といった英国が抱える問題に関する知識が必要な内容)。資産運用に失敗して大きな赤字を出すロイズ保険。保険引受人が音頭をとる「円卓の騎士団」(資産家グループ)が政府への不満をつのらせて前首相マーガレット・サッチャーを除去しようとするが、その結果は? 見所は、ケンドリック刑事(過去のことでゴルゴに恨み)、ゴルゴを尾行するケンドリック班、ミラン対戦車ミサイル。個人的に「円卓の騎士団」なるものに興味。「国のためになる会合」なら結構だが、「単なる利権集団」なら実に厄介。
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