リイド社『ゴルゴ13』87巻「未来への遺産」「ロメオたちの西側」「ファイル消失」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「未来への遺産」
ストーリー:銀行家がマフィアとつるんで行う怪しいビジネスをゴルゴが阻止しようとする。
依頼人
マシューズ
ターゲット
遺体
セリフ
・仕事だ・・・
・あんたが死ぬ時に、俺が生きている、という保証はない・・・
(感想)
新手の詐欺・カルトを描いたエピソード。「死後の復活」を望むカネ持ち。ある大企業の会長シドニーがトランジター社が提供する「遺体を冷凍保存するビジネス」に陶酔。死後に自身を冷凍し、医学が進んだ未来に復活することを夢見る。しかし、財産は死後に相続などで移転するため、シドニーは銀行家ケインズに莫大な裏金を託すことに。シドニーの甥マシューズはトランジター社の黒幕であるケインズを信用しないが、資産家の財産狙いであるケインズはマフィアと組んでいるためマシューズは脅迫される。その結末は? 見所は、冷凍保存ビジネス、ゴルゴに依頼するマシューズ、遺体の空輸&戦闘機、ケインズの依頼。
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「ロメオたちの西側」
ストーリー:東ドイツの工作員が政府関連機関に勤める西ドイツの女を誘惑して情報を引き出そうとする。
依頼人
西ドイツ
ターゲット
東の工作員「ロメオ」
セリフ
俺は・・・引き受けると、言ったんだ・・・
(感想)
東ドイツの珍作戦を描いたエピソード。西ドイツ・ボンは政治の町。東ドイツの工作員が暗躍する場でもある。東の工作員「ロメオ」。いわゆる「色男」で、西の女をクサイ芝居で誘惑して情報を引き出す役目。冴えない独身女から情報を奪った後、女をサッサと切り捨てようとする。その結果は? 見所は、ジゴロの手口&本性、ゴルゴの狙撃、依頼者の正体、ベルリンの壁が崩壊。それにしてもマヌケなジゴロ気取りの「ロメオ」。恥ずかしい任務。バカバカしいにも程がある。
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「ファイル消失」
ストーリー:南米の麻薬組織が秘密をバチカンに握られたが、逆にバチカンのスキャンダル情報を入手。
依頼人
ドン・フェリーチ公爵(バチカン)
ターゲット
麻薬組織
セリフ
交換するのは、なんの書類だ・・・?
(感想)
南米の深刻さを描いたエピソード。カトリックの影響力が強い南米。寄付で病院が建てられたが、それは麻薬組織のカネによるもの。「麻薬のカネ」が「病院の建設請負代金」に換わるマネーロンダリング。組織のボスは市長。新聞記者チェザーレがそういったカラクリを調べ、調査資料を神父へ。それがバチカンへ届けられたが・・・。見所は、資料をめぐる攻防、バチカンとナチスの関係、資料交換&ゴルゴの狙撃。南米は何かと問題が多い。現在でもインフレ、犯罪など。単なるフィクション、と切り捨てるワケにはいかないエピソードだった。
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