リイド社『ゴルゴ13』80巻「楽園の汚染」「レバノンの焦躁」「熱砂の彼方に」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「楽園の汚染」
ストーリー:美しい島国は少女を奴隷にする地獄だった。
依頼人
国際機関
ターゲット
フランク・ボネ
セリフ
ふしぎな所に、警察があるんだな・・・
(感想)
極悪人を描いたエピソード(しかし、実に嫌な悪役だった)。カリブ海のセント・トーマス島。奴隷として島に連れてこられ、観光客を相手にする少女たち。元締めはフランク・ボネ。元・軍人で、狡猾に逃亡して法の追及を逃れてきた。部下は平気で殺人を犯すような連中。そんなボネ&手下をゴルゴはどうやって始末するか? 見所は、観光地の実態、ヘビを真っ二つ、奴隷少女、ボネの高級店、バーテンをKO、ボネの娘(変態)、ニセ警官&ムチ打ち、浜での戦闘、小型機で逃走するボネと娘。
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「レバノンの焦躁」
ストーリー:レバノン・ベイルートで過激派がアメリカ人夫妻を誘拐し、身代金&仲間の釈放を要求。
依頼人
エドモントン議員
ターゲット
過激派三人組
セリフ
弾丸は自前で用意した・・・
(感想)
無法地帯と化したレバノンを描いたエピソード。「アメリカを屈服させる手段」として誘拐がベイルートでは盛ん。アメリカン大学のハリソン教授夫妻が誘拐され、夫妻の知り合いであるエドモントン議員がCIAのスコットと組んで人質救出に向かう。その結果は? 見所は、誘拐・監禁、犯人を割り出すスコット(優秀)、ハック・コンラッド(元SWAT隊員。エドモントンが救出作戦にスカウト)、「二人の敵を同時に倒す作戦」、砂漠での人質解放&ゴルゴの狙撃。
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「熱砂の彼方に」
ストーリー:アフリカの大飢饉にはウラがあった。
依頼人
FAO(国連食糧農業機構)
ターゲット
ジョルジュ・レ・バン(「ユニオン・アフリカーヌ」のボス。元・軍人)
セリフ
・まだ、あんたの本当の名前と肩書きを俺は聞いていない。
・おいっ、しっかりしろ!
(感想)
アフリカの闇を描いたエピソード。「アフリカの食糧不足」を問題視するFAO。食糧不足は「干ばつ」だけではなく、「作物の買い占め」が原因だという。穀物メジャーと組む「ユニオン・アフリカーヌ」という組織が暗躍。作物を買い占めて輸出し、アフリカの国民が餓える仕組み。この人災をFAOがゴルゴを雇って解決しようとするが、どんな結果に? 見所は、モロッコでチンピラにからまれるゴルゴ、マリ共和国で出会った少年、ジョークを飛ばすゴルゴ(珍しい)、警察のヘリ、レ・バンの豪邸、銃撃戦&決着。「アフリカは人類発祥の地」だとか。干ばつ、飢饉、殺し合い。アフリカは「地球全体の未来」を暗示しているような気がする。
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