リイド社『ゴルゴ13』7巻「AT PIN-HOLE!」「Dr.V・ワルター」「国際ダイヤモンド保安機構」ほか、の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「AT PIN-HOLE!」
ストーリー:銃とダイナマイトを持った男が旅客機をハイジャック。1060メートル先のターゲットをゴルゴが仕留めようとする。
依頼人
CIA
ターゲット
フリッツ・スタイン(スパイ)
セリフ
・犬も歩けば棒にあたる
・ありがとう
(感想)
ゴルゴの驚異的な腕前を描いたエピソード。テキサス・エルパソ行きの旅客機をハイジャックし、キューバへ行こうとするスタイン。FBIがそれを阻止するため、ゴルゴに射殺を依頼するがどんな結果に? 見所は、ビリーの店(支配人オスカー・ウイラード)の地下工場(銃職人デイブ・マッカートニー。「1キロ先のフットボールを撃てる銃」を製造)、女歌手に「仕事だ」、1060メートルの狙撃。
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「Dr.V・ワルター」
ストーリー:返還が迫る沖縄でレーダーシステムの整備を急ぐアメリカ。その技術担当者をKGBが狙う。
依頼人
KGB
ターゲット
ワルター博士(レーダーシステム技術専門家)
セリフ
ひとりだけ帰ってきたぜ
(感想)
裏切りが切ないエピソード。スイスでゴルゴに接触するKGBの女カリーニ・オリガ。ソ連から亡命して今やアメリカ側になったワルターの狙撃をゴルゴに依頼するが、どんな結果に? 見所は、ワルター狙撃、仕掛けのあるライター、刺客との乱闘、「ダスビダーニャ(さようなら)」、CIAとの銃撃戦、裏切り者に制裁。「タワーリシチ(同志)」といったロシア語にも注目です。
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「国際ダイヤモンド保安機構」
ストーリー:世界のダイヤモンドを支配する「デビス社」。その暗殺部隊がゴルゴを襲う。
依頼人
アドリン・カザリアン(ベイルートの銀行「バンク・ホンテーヌ」総裁)の執事
ターゲット
クリューガー兄弟
セリフ
そんなにがたつくことはないだろう
(感想)
なかなか刺激的な内容。このエピソードに書かれた説明によると「ソ連の驚異的な軍事力は工業用ダイヤモンドによるところが大きい」「世界のダイヤモンドはすべてユダヤの支配下にある」とのこと。その支配を守るのが「国際ダイヤモンド保安機構」。それに対抗するダイヤ密輸組織は機構にとって「許されない存在」ということになる。機構の暗殺部隊であるクリューガー兄弟が密輸組織の幹部「赤毛のバージニア」を拷問して密輸組織のボスの名を吐かせる。それは謎の人物アドリン・カザリアン。ゴルゴはカザリアンの執事の依頼でクリューガー兄弟を始末する役を引き受けたが、その結末は? 見所は、ダイヤモンドをめぐる抗争、マッサージの女、クリューガー兄弟による奇襲、カザリアンの屋敷での出来事。しかし、「国際ダイヤモンド保安機構」に相当する組織が現実にあるのだろうか?
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「番号預金口座」
ストーリー:人生に飽きた独裁者の息子が命を賭けたゲームをするが・・・。
依頼人
金融業者セラーノ・フーリオ
ターゲット
トルヒーヨ2世(独裁者の息子)
セリフ
ナマリ玉をぶちこまれた時のショックは・・・
(感想)
ゴルゴが金持ちの遊びに付き合わされるエピソード。独裁者の大金を投機で無くして刑務所に入っていたフーリオが出所。独裁者の息子トルヒーヨ2世からの提案で「命を賭けたゲーム」をするハメに。それは、フーリオが暗殺者を雇って2世を殺すことができれば「フーリオの勝ち」といったもの。フーリオに雇われたゴルゴは2世を始末できるかどうか? 見所は、トルヒーヨ2世の憂鬱(人生に嫌気。周囲の者は自分のカネ目当てばかり)、ゴルゴの筋トレ(人前でトレーニングするゴルゴ。「正体不明の殺し屋」が目立つようなことをするのはいかがなものか)、孤児院のエゴータ夫人(ゴルゴに連絡をとることができる。一体何者?)、「おばけ屋」(人形造りの名人)、フーリオとゴルゴの交渉、狙撃、結末。
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