リイド社『ゴルゴ13』3巻「狙撃のGT」「駅馬車の通った町」「メランコリー・夏」「猟官・バニングス」ほか、の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「狙撃のGT」
ストーリー:文化大革命中の中国。アメリカへの亡命を求める中国の情報収集責任者。CIAに警備され、列車でスイスに向かう。
依頼人
中国
ターゲット
王徳明(中国人。ヨーロッパでの情報収集責任者)
セリフ
調べがついているらしいな、おれのことは
(感想)
ゴルゴの異常な腕前を描いたエピソード。中国側の情報を知り尽くしている男がアメリカへ亡命希望。中国としてはそれは絶対阻止しなければならない。列車で移動するターゲットをゴルゴが狙うが、その結果は? 見所は、夜の遊園地での撃ち合い(中国人 vs. CIA)、依頼人との接触方法、二人の女とゴルゴ、朝のトレーニング、武器屋の老人、女責任者とゴルゴ、CIAによる厳重な警備、列車への狙撃。
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「駅馬車の通った町」
ストーリー:ネバダ州の小さい町で足止めになったゴルゴ。そのうえ、町を占拠するチンピラ集団に因縁を付けられて・・・。
依頼人
女
ターゲット
チンピラ集団
セリフ
おれには関係ないことだ
(感想)
仕事を終えて逃走中のゴルゴが事件に巻き込まれるエピソード。チンピラに傷つけられた女がゴルゴを頼る。ゴルゴは女の願いを受け入れるのか? 見所は、四人のチンピラによる殺人、ゴルゴが持つケース(中身は?)、チンピラたちのボス(老人で、ゴルゴを知っている)、タオル扱いされるシーン、ホテルのバー&気が強い女、町に足止めされてしまった人たちの嘆き、ラジオニュース(狙撃事件の報道)、保安官を始末、結末。ゴルゴが(身の程知らず過ぎる)チンピラにナメられるシーンに大いに注目です。
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「メランコリー・夏」
ストーリー:英国を裏切った男をゴルゴが追う。
依頼人
英国MI6
ターゲット
英国外務省の上級役人だったグラストン(KGBに寝返った男)
セリフ
おれかい?
(感想)
ゴルゴが勘の鋭さを発揮するエピソード。グラストンは卑劣な男。若い女性を利用してソ連に亡命。ソ連から追放されたグラストンはどこに? 見所は、マルタ島、気の毒な人妻(男に襲われたり、迫害されたり)、バーでゴルゴに接触する男、盗聴&雨の中の狙撃。
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「猟官・バニングス」
ストーリー:国際刑事警察機構(ICPO)が「殺人者」ゴルゴを「おとり捜査」で捕らえようとする。
依頼人・ターゲット
今回のゴルゴは追われる立場
セリフ
よくここがわかったな?
(感想)
世界の政府組織が「便利な道具」としてゴルゴを利用してきたが、警察組織はそうではない。許されない犯罪者であるゴルゴを「おとり捜査」で捕らえようとワナを仕掛けるが、その結末は? 見所は、国際刑事警察機構(ICPO)の権限、ゴルゴを個人的に追うバニングス(ゴルゴを調査してきたが、ICPOを辞職)、三人のスタッフ(キョウコ、オーギュスト、クーガー)による「おとり捜査」、反撃を試みるゴルゴ、ゴルゴとバニングスの対峙。
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「ベイルートVIA」
ストーリー:諜報機関のトップが集まり、パレスチナゲリラを倒す手段を議論して・・・。
依頼人
諜報機関
ターゲット
パレスチナゲリラ「スパイダー6」
セリフ
仕事の話は要領よくきかせて(聞かせて)もらいたいものだな
(感想)
現在でも通用するエピソード。気合いが入った「スパイダー6」と呼ばれるパレスチナゲリラ6人組。目的はイスラエル壊滅。アメリカを始めとする諜報機関のトップがその対応を協議。ゴルゴに6人を始末させようとするが、その結果は? 見所は、諜報機関のトップ4人(アメリカ、ソ連、英国、フランス)&マザー(尼僧)・ヨシュアによる密談、「スパイダー6」のメンバー(彼らが大きな顔ができる理由は?)、記者として「スパイダー6」に質問&撃たれるゴルゴ、ゴルゴとマザーの会話、レバノンの重要性、「スパイダー6」を消していくシーン、ゲリラのリーダーの最期のセリフ&ゴルゴの表情(何やらワケありなラストシーン)。
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「最後の間諜―虫―」
ストーリー:「ベイルートVIA」の続き。スイス銀行を守ってきた大物「虫」がゴルゴを消そうとする。ゴルゴは全資産を使って「虫」の正体を確認しようと決意。
依頼人
自身
ターゲット
「虫」
セリフ
おれは、すべてを賭ける
(感想)
世界大戦後も暗躍してきた謎の大物「虫」がゴルゴを狙うエピソード。ゴルゴの反撃が見せ場。見所は、スイス銀行頭取との会話、銀行のセキュリティ&ワナ、武器屋に注文(600万ドル相当)、スイスの村&映画撮影、「虫」の正体。
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