リイド社『ゴルゴ13』23巻「呪術の島」「折れた矢」「潜入者の素顔」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「呪術の島」
ストーリー:ニューギニアで死んだと思われたマイケル・ロックフェラーが生存しているとの情報により調査員が現地に向かうことになり、ゴルゴが随行員としてサポート。
依頼人
FBI
ターゲット
ジオ・マッセリー(過激派の幹部)
セリフ
依頼者が敵でない、という保証はどこにもないし・・・
(感想)
実際にあった出来事がベースのエピソード。オランダ領ニューギニアで消えたロックフェラー家の跡継ぎマイケル。死んだと思われたが、過激派の幹部マッセリーがマイケルを発見したという。多額の身代金を要求するマッセリー。かつてマッセリーを取り逃がしたFBIがマッセリーの始末をゴルゴに依頼。その結果は? 見所は、刺客の襲撃・撃退(走るトラックに飛び乗り、四人を軽く始末)、首狩り族の襲撃、二度目の襲撃(驚異的なゴルゴの強さ)、マッセリーとナイフで勝負。
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「折れた矢」
ストーリー:ノルウェーで米軍機(水爆を搭載)が墜落。同じ頃、ゴルゴが老婆の依頼でノルウェー入り。
依頼人
占い師の老婆
ターゲット
イレーナ・フェレンツ(ハンガリーの裏切り者)
セリフ
くわしく聞こうか
(感想)
なかなかよく出来たストーリー。二つの出来事が関わりを持つエピソード。「折れた矢」とは「核兵器(に関する)事故」の意。ノルウェーに墜落した米軍機を捜すCIA。先にそれを発見して反米宣伝に利用したいソ連KGB。ゴルゴはハンガリー・ブダペストで老婆からハンガリー動乱で虐殺を指揮したイヴァン・ソロコフ、「めすブタ」イレーナ・フェレンツ(ノルウェーに潜伏)に対する恨みの依頼を引き受ける。「アン・シュルツ」の偽名を使うイレーナは墜落事故に関する情報を得て、CIAまたはKGBに情報を売ろうとする。その結末は? 見所は、CIA・KGBとの撃ち合い、結末。
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「潜入者の素顔」
ストーリー:ユダヤ人に変装したゴルゴがイスラエルのスパイ養成所壊滅を狙う。
依頼人
アラブ諸国
ターゲット
モサド(イスラエル諜報機関)のスパイ養成所
セリフ
・経験の浅い女が、さも経験豊富なようにふるまう・・・白けるものだ・・・
・不必要なものは持たない主義だ
(感想)
パレスチナ問題を描いたエピソード。果てしなく続くイスラエルとパレスチナの抗争(どちらかが死に絶えるまで続くと思われます)。今回、ゴルゴはパレスチナ側。どんな仕事となるか? 見所は、「ユダヤ人」の定義、シャバク(イスラエル公安庁。国内で敵のスパイを摘発する役目)のシャレット大佐、密入国者を射殺、「ゴブルク・アルガマン」の名でイスラエル入り、依頼の交渉シーン、酒場で声を掛けてきた女ヨナ(ベッドシーン、シャレットとの関係)、「ユダヤ安息日」、エージェントを始末&潜入作戦、シャレットの追跡。読み終わった後、虚しくなる内容。シャレットが情報機関のトップであるにもかかわらず「ゴルゴの顔を知らない」、ヨナにヘンな役目をさせる必要があったのか、といったツッコミどころもあります。
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