リイド社『ゴルゴ13』22巻「スエズの東」「黒い肌の狙撃者」「地獄への回廊」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「スエズの東」
ストーリー:激しく争うイスラエルとパレスチナ。ゴルゴがイスラエルの特別訓練所を破壊する仕事を請け負う。
依頼人
パレスチナ
ターゲット
イスラエルの特別訓練所(指導員&優秀な訓練生たち)
セリフ
媚を売るはずの女が初めて香水をつけたとは、どういうことだ・・・?
(感想)
1973年が舞台の中東問題を描いたエピソード。争いが絶えないイスラエルとパレスチナ。ゴルゴがパレスチナ側に雇われて仕事。どんな結果になるか? 見所は、イスラエルによるレバノン奇襲攻撃、パレスチナのハンナ、刺客を素手で撃退、パレスチナ司令官からの依頼(難しい遠距離狙撃)、警備兵との銃撃戦、ハンナの覚悟&標的。それにしてもゴルゴ。以前、イスラエルに雇われたことがある。自分の条件に合えばどんな依頼も受ける、というスタンスはいかがなものか? 敵を作りまくる生き方だと思うが。
--------------
「黒い肌の狙撃者」
ストーリー:ベトナム戦争帰りの白人青年を死に追い込んだ男をゴルゴが狙う。
依頼人
サミー・ブラウン(ベトナム帰りの黒人青年)
ターゲット
カーク・ローレル(白人の退役大佐)
セリフ
・依頼の内容が納得できるものかどうかを・・・知りたいだけだ
・むだだと思うから命ごいをしないのか? それとも恐ろしいのか?
(感想)
ゴルゴが黒人に変装するエピソード。黒人青年ブラウンの依頼は「白人の戦友バーネットの仇を取ってほしい」というもの。ベトナムで拘束されたバーネット。帰国後、故郷で「裏切り者」呼ばわり。その筆頭は人種差別主義者で知事のイスを狙っている退役大佐カーク・ローレル(かなりイヤな奴)。警察署長もローレルの言いなり。警官たちも日本人に対して「あれは犯罪者のツラですよ」「イエロー・モンキー」などと発言(白人の本音?)。そんな状況でアジア系の顔したゴルゴがローレルを狙って現地に潜入するが、どんな結果に? 見所は、撃たれる日本人、カーチェイス、黒人活動家エバ、黒人活動家のアジト、警官に命じられて裸になるゴルゴ(先っちょまで黒人に)、警察署での出来事、警察署長の末路。
--------------
「地獄への回廊」
ストーリー:モザンビークでゴルゴが新任の総督を狙う。
依頼人
?
ターゲット
新総督エンリケ・サンチェス
セリフ
さっぱり商売にならないのでね
(感想)
ポルトガル領モザンビーク(アフリカ最後の植民地)を描いたエピソード。日本のビジネスマンを装ってゴルゴがモザンビークに潜入。しかし、新総督サンチェスをポルトガル軍の隊長らがガッチリとガード。どんな手段でゴルゴは仕事を遂行するのか? 見所は、モザンビーク民族解放戦線(手榴弾の女)、「地獄の回廊」(ゲリラが多い道路)、アメリカ自然地理学会のメンバーたち(殴られる男)、隊長(容赦ない処刑をする残忍さ)、軍曹(ゴルゴとトラブル)、狙撃&銃撃戦。日本人にとっては聞き捨てならないセリフ、表現にも注目です。
--------------
Amazonショッピングサイトのリンクです。

0 件のコメント:
コメントを投稿