「漫記録：懐かしマンガのブログ」キン肉マンがゼブラと決着戦。第29巻に登場するキャラ（キン肉マン・ソルジャー、裏口入会男、プリズマンほか）を紹介します。
１．キャラ
①キン肉マン
キン肉星の王子。王位をめぐって五人の王位継承候補者とチーム戦で戦うことに。ロビンマスクと組んでキン肉マン・ゼブラ＆パルテノンと対決。新必殺技を使いたいが、「火事場のクソ力」を封印されてしまっているため上手くいかない。
②キン肉マン・ゼブラ
パワフルマンが「技の神」の力を借りて変身した王位継承候補。（前巻で）「セイント・マッスルパンチ」「メフィスト・パンチ」でキン肉マンを攻撃し、「アクロポリスの陽」を浴びて凶暴化。そして幻の必殺技「マッスル・インフェルノ」（サーフィンのような技）を披露。
③パルテノン
キン肉マン・ゼブラチームのメンバー。ボディが柱になっている建物超人。「人体化石封じ」なる技でキン肉マンを「人柱」に加えようとする。
④ロビンマスク
英国の超人。キン肉マンチームのメンバー。パルテノンの「人体化石封じ」でピンチ。
⑤裏口入会男
ヘンな関西弁を使う男。「正義超人協会」に入会したい若き日のゼブラ。「裏口入会」するには「90億超人ドル」が必要だという。カネを貯めたゼブラが入会を申し込むが、入り口で男に「今年からは100億」と言われてしまう。
⑥キッド
ゼブラが飼っていたシマウマ。ゼブラの「正義超人協会」入会のため、命を捧げた。
⑦キン肉マン・ソルジャー
ソルジャーマンが「残虐の神」の力を借りて変身した王位継承候補。決勝進出を懸けてキン肉マン・スーパー・フェニックスチームと対戦することになったが、不利な状況。メンバーのブロッケン・ジュニアが「６人タッグ戦」を提案し、スーパー・フェニックスはこれを受諾。
⑧キン肉マン・スーパー・フェニックス
フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身した王位継承候補。幻の大技「マッスル・リベンジャー」を身に付けており、かなりの自信家。「キャプテン・ギブアップ・マッチ」でソルジャーチームと「６人タッグ戦」。
⑨バッファローマン
ソルジャーチームのメンバー。ソルジャー、ブロッケンと組んでスーパー・フェニックス、マンモスマン、プリズマンと対戦。「高重力三面リング」に戸惑う。
⑩プリズマン
全身がガラスでできている超人。「カピラリア七光線」（超人に有害な光線）を利用する技「レインボー・シャワー」でブロッケンを攻撃。
⑪ブロッケン・ジュニア
ドイツの超人。ソルジャーチームのメンバー。頭を使ったプレー、「ベルリンの赤い雨」（チョップ）、「ハンブルグの黒い霧」（両足蹴り）を披露。
⑫アタル
キン肉大王の長男。キン肉マン（スグル）の兄。家出して以来、行方不明。ママがスグルを妊娠中の時に家出したため、二人は会ったことがない。
２．コメント
ついにキン肉マンがゼブラと一対一。三大必殺技の一つ「マッスル・インフェルノ」を使うゼブラとどんな勝負になるか？ そして、ソルジャーとスーパー・フェニックスの「６人タッグ戦」。この巻はゼブラの悲しい過去（58ページ）＆セリフ「金さえあれば王位だって買える」。実は寂しい男だったゼブラ。最期はもっと悲しい姿に（154ページ）。121ページには「カピラリア七光線」の話。ラーメンマンの説明によると今現在、超人は「なん千億人」いるらしい（そんなにいるのか？）。152ページにはブロッケン・ジュニアの秘密（ドクロの徽章（きしょう）について）。ツッコミどころは「マッスル・インフェルノ」。「キン肉大神殿」にある「フィニッシュホールドの壁画」に描かれている三つの技はどれも「攻略不可能」なはず。しかし、そのうちの一つ「マッスル・インフェルノ」が実に単純な手段で破られてしまう（どういうこと？）。117ページではマンモスマンがバッファローマンを「デクの坊」呼ばわり（「1000万パワー」のバッファローマンは「パワーはあるがテクニックのない三流超人」だった過去。マンモスマンはそのことをハッキリ指摘。イヤなことを言う奴だ）。この巻は「アタル」という人物の話、そしてキン肉族しかできない「フェイス・フラッシュ」をソルジャーが見せたところで終了。「フィニッシュホールドの壁画」の技の一つを使うスーパー・フェニックス相手にソルジャーが次巻でどんな技を使うのか、に期待。
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