リイド社『ゴルゴ13』134巻「害虫戦争」「パッチワークの蜜蜂たち」「高度7000メートル」の主な見所(ストーリー、依頼人、ターゲット、セリフ)を紹介します。
「害虫戦争」
ストーリー:アメリカの穀物会社が害虫を使って荒稼ぎする計画。
依頼人
中国農業部長
ターゲット
?
セリフ
ここでも十分人目はあるが・・・?
(感想)
穀物闘争を描いたエピソード。アメリカの農業。動物を駆除した結果、害虫が大発生した過去。「戦略物資」である食糧、特にトウモロコシの生産は国の死活問題。アイオワ州ハイクロップ社が普通のものとは大きく違うトウモロコシを栽培。中国人研究者フォンがそれに疑問を持ち、社の畑に若手を送り込む。その結末は? 見所は、穀物の重要性、ハイクロップ社の思惑&トウモロコシ畑(基地のような警戒ぶり)、農場の持ち主(アメリカでは大きな農場は農民ではなく投資家が所有。「投資物件」化している)、カール社長(ハイクロップ社)とフォン博士の会話、万里の長城での依頼&ゴルゴのツッコミ(珍しく面白いシーンだった)、特製の弾丸、狙撃&その結果。ハイクロップ社は実に愚かな組織。作物を荒らす強力な害虫をわざわざ作り出すとは。水道会社が水を汚染させて自社の水で儲けようとする映画があったが、そんなことしたら自分も汚染された水をいつかは飲むことになる。核兵器を使用するのもまた同様。そんなことに気付かない愚かな者が世の中には本当にいる。
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「パッチワークの蜜蜂たち」
ストーリー:判事が妻と男を殺害したが、殺人の証拠となるキルトが盗まれて・・・。
依頼人・ターゲット
?
セリフ
・わかりました・・・
・全力をつくします
(感想)
ゴルゴが敬語を使う珍しいエピソード。連邦判事ウィグマンの妻ルース。弁護士ガーニーと浮気。そこへ帰ってきたウィグマン。いきなり発砲し、二人を射殺。隣のキャサリンがそれを目撃したが、転倒して失神。殺人の証拠となるキルトは「ペイガンズ」(ならず者集団)に盗まれた。事件の結末は? 見所は、キルト(アメリカの文化と誇り)についての解説、ウィグマンの殺人、アミッシュの青年(ペイガンズと付き合い。コカインを入手)、高価なキルトを欲しがるペイガンズ、殺人犯カストロ(ウィグマンにそそのかされてペイガンズを狙う)、カストロを尾行するゴルゴ 、チンピラとペイガンズの撃ち合い、ゴルゴ登場、依頼人との会話。あのゴルゴが丁寧な言葉遣い。その理由に注目です。
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「高度7000メートル」
ストーリー:ゴルゴが乗った旅客機がハイジャックされ、機体に爆弾が仕掛けられる。
依頼人・ターゲット
今回は巻き込まれる立場
セリフ
どうした?・・・まだ問題があるのか・・・?
(感想)
ゴルゴが知識と経験で危険な作業をするエピソード。コナーという海兵隊では爆破のプロだった男。今では軍を放り出されてくすぶり、元・部下ホイッカースの出世にイラ立つ。また、元・部下デビッド・サンダーソンは今では名前を変えてコロンビアの「踊る神父ミゲル」に変身し、革命軍に資金提供をしているというウワサ。したたかなホイッカース。コナーにサンダーソンを始末させたいらしく、わざとらしくコナーにサンダーソンに関する情報を提供。その結果は? 見所は、旅客機での出来事(ホイッカースによる殺人・ハイジャック)&ゴルゴの動き、爆弾処理、十数年前の出来事(コナー、ホイッカース、サンダーソンがコロンビアで行ったこと)。人間離れしたゴルゴの行動、邪悪なホイッカースに注目です。
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