「漫記録:懐かしマンガのブログ」キン肉マンがついにキン肉星の大王に。第24巻に登場するキャラ(キン肉マン スーパー・フェニックスほか)を紹介します。
1.キャラ
①キン肉マン
キン肉星の王子。「ドジでマヌケでキン肉族始まって以来のできそこない」(キン肉大王 談)が宇宙超人シングルとタッグで頂点に。浮かれて調子に乗っているところに最強の敵が現れる。
②キン肉大王
宇宙一権威のある地位にある人。今や宇宙的人気者になった息子キン肉マンに王の地位を譲る決意。
③邪悪の神
超人強度1億パワーの五人(「知性・技・残虐・強力・飛翔の神」)。戦うたびにパワーアップしていくキン肉マンを恐れる。キン肉マンの即位を妨害するため、「24年前に起こった火事」を悪用する。
④キン肉マン スーパー・フェニックス
フェニックスマンが「知性の神」の力を借りて変身。王位継承候補としてキン肉マンに対抗。マンモスマンらを率いる。
⑤キン肉マン ゼブラ
パワフルマンが「技の神」の力を借りて変身。王位継承候補。
⑥キン肉マン ソルジャー
ソルジャーマンが「残虐の神」の力を借りて変身。王位継承候補。
⑦キン肉マン ビッグボディ
ストロングマンが「強力の神」の力を借りて変身。王位継承候補。ペンチマン、レオパルドン、ゴーレムマンらを率いる。
⑧キン肉マン マリポーサ
泥棒のジョージが「飛翔の神」の力を借りて変身。王位継承候補。ザ・ホークマン、ミスター・VTR、ミキサー大帝、キング・ザ・100トンを率いる。
⑨カクテキ
キン肉族(?)の男。王位争奪戦のスタッフとして剣を用意。
2.コメント
表紙がなかなかカッコいい24巻。シングルとタッグで二冠王となったキン肉マン。スッカリ浮かれて、尊大な態度。しかし、「ニセ王子」の疑いをかけられて、「邪悪の神」が乗り移った五人の王位継承候補と戦うことに(「DNA検査」などというものが無いため戦って「本物であること」を証明しなければならない。しかし、キン肉マンの「素顔」にはスゴイパワーが(65ページ)。これは「本物の証明」か?)。さまざまなことが語られる巻。キン肉星の王位に就くには「105人の神」全ての同意が必要だそうだ。また、「超人パワー」というものは「生涯変わらない」のが基本。しかし、キン肉マンは強敵を破るごとにパワーアップしていく特異体質の持ち主。「邪悪の神」にとってそれは脅威となる、というのがキン肉マンの即位を妨害する理由。ツッコミどころは、「(キン肉マンは)王子としてなに不自由なく暮らしてきた」という邪悪の神の指摘(49ページ)。キン肉マンが地球にブタと間違えられて捨てられたことを知らないらしい。そもそも「王位争奪戦」自体がツッコミどころ。五人とキン肉マンで争えば済むはずだが、なぜか団体対抗戦に(勝手にルールを決めるキン肉マン スーパー・フェニックス。根性がねじ曲がった奴であることが後に明らかに)。しかも城で戦うという(最終戦は大阪城)。『キン肉マン』らしい笑いのシーンとしては、観客のブーイング&投げられたモノがキン肉マンの顔面に当たるシーン(54ページ)。強者ばかりがそろった対抗戦にもザコキャラが。ビッグボディチームのレオパルドン(何も出来ず、敗退)。「王位争奪戦」でのキン肉マン。まずはマリポーサのチームと戦うことに。ザ・ホークマンの鳥を使った攻撃に苦戦。次のミスター・VTRも厄介な奴(165ページにその能力が紹介されています)。懐かしの「キン肉泳法(バタ足)」(168ページ)を使いながらキン肉マンが反撃したところでこの巻、終了。珍妙な技を使う相手にキン肉マン&ミートがどんな技で対抗するかに期待。
3.超人紹介
68ページに新超人の紹介。「ミスター・VTR」は大阪府の松村さん、「キング・ザ・100トン」は東京都の村瀬さんのアイデア。
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