『キン肉マン』18巻「とにかくエラそうな完璧超人」「漫記録：懐かしマンガのブログ」

「漫記録：懐かしマンガのブログ」キン肉マンがタッグ戦に挑戦。第18巻に登場するキャラ（ネプチューンマン、ビッグ・ザ・武道、スクリュー・キッドほか）を紹介します。

１．キャラ

①キン肉マン

キン肉星の王子。キン肉マングレート（カメハメ）と組んで「宇宙超人タッグ・タイトル」戦に参戦。「ペンタゴン＆ブラックホール」のコンビネーション、ペンタゴンの「クロノスチェンジ」に苦戦。

②モンゴルマン

蒙古の超人。バッファローマンと「2000万パワーズ」結成。ブロッケン・ジュニア＆ウルフマンの「モースト・デンジャラスコンビ」と対戦予定。

③スクリュー・キッド＆ケンダマン

完璧（パーフェクト）超人。試合前の「モースト・デンジャラスコンビ」を襲撃。彼らの特徴が掴めないまま、ブロッケン＆ウルフマンは蹂躙されてしまう。

④バッファローマン

元・悪魔超人。「1000万パワー」で完璧超人に立ち向かう。

⑤ネプチューンマン＆ビッグ・ザ・武道

完璧超人の首領。ハルク・ホーガンみたいなネプチューンマン。握手を求めたロビンマスクに「無礼者！」。メチャ偉そうな態度。こういう奴ほどヘンにあっけなく負けたりするのが『キン肉マン』のパターンだが・・・。

⑥ケンカマン（喧嘩男）

かつて「超人オリンピック・英国代表」の座を懸けてロビンマスクと対戦。組み合っただけで「自分の方が上」と確信（相当な自信家）。「喧嘩（クォーラル）スペシャル」なる卍固めのような技が武器。

⑦ロビンマスク

英国の超人。弟子のウォーズマンと組んでネプチューンマン＆ビッグ・ザ・武道の「ヘル・ミッショネルズ」と対戦。ネプチューンマンにコケにされっぱなしのロビンには秘密兵器「ロビン・スペシャル」があるが、それが通用するかどうか？

２．コメント

「完璧（パーフェクト）超人」なる連中が登場する18巻。あまりにも強すぎて相手がいないため天上で修行していた完璧超人。正義超人らをこらしめるためにタッグトーナメントに割り込み参加し、ヒドいマネをする。しかしながら、例によってツッコミどころが。完璧超人のケンダマン。どんくさいやられ方（94ページ）。ヘンにプライドばかりが高く、どこが「完璧」？　と言いたくなるような振る舞いをするのが「完璧超人」の特徴。「武道とケンカマンの出会い」のシーン。「武道」は水中で数十万年も「ネプチューンマスク」を守り続けたらしい（長すぎ）。178ページにはネプチューンマンが狩り取ったマスクのコレクション（結構、ダサいマスクも）。この巻はとにかく完璧超人がエラそうなのが目立つ（特にネプチューンマン）。キン肉マンは「ペンタゴン＆ブラックホール」戦での活躍がメイン。しかし、50ページでは「2000万パワーズ vs. モースト・デンジャラスコンビ」を観戦するため老人をぶっ飛ばして座席を奪う（王子にふさわしくない振る舞い）。その「天罰」なのか、62ページではトイレットペーパー＆便器をぶつけられる。149ページには久々に「アデランスの和雄」が登場（「ロビン・スペシャル」にビビるキン肉マンにツッコミ。タザハマはいつの間にか出なくなった）。「ヘル・ミッショネルズ」にロビン＆ウォーズマンの「師弟コンビ」が劣勢のままこの巻は終了。次巻に期待。

３．超人紹介

42、43、114ページに新超人紹介。「ビッグ・ザ・武道」は愛媛県の三谷さんのアイデア、「ネプチューンマン」は読者二人のアイデアを作者が合体させたもの。

「第17巻　死闘のかなた・・・：注目ポイント・キャラ紹介」

「第19巻　２代目グレート誕生：注目ポイント・キャラ紹介」

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